韓国大統領選 野党候補の一本化交渉が決裂
来月に迫った韓国の大統領選挙で、支持率3位の安哲秀氏が最大野党に呼びかけていた候補一本化の交渉が決裂しました。
中道野党「国民の党」の安哲秀氏はきょう、最大野党「国民の力」の尹錫悦氏との候補一本化について「これ以上返事を待つのは無意味だとの結論を下した」と述べ、一本化を断念したことを明らかにしました。安氏は13日、世論調査で一本化する候補を決めるように提案していましたが、「国民の力」は否定的な見解を示していました。
最新の世論調査での支持率は、野党「国民の力」の尹錫悦氏が42.9%、与党「共に民主党」の李在明氏が38.7%、安哲秀氏が8.3%となっています。異例の接戦となっている中、一本化が実現しないことで混沌とした状況が続きそうです。
（20日20:21）
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