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「これ以上やると本当に死ぬ」一時保護所元職員の訴え 勤務環境の改善求め千葉県を提訴|TBS NEWS DIG
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虐待などを受けた子どもが保護され、最初に身を寄せる場所である一時保護所。長時間労働が常態化しているとして、元職員らが勤務環境の改善を求める訴えを県に対して起こしました。
裁判所に向かう飯島章太さん(28)。虐待などを受けた子どもを保護する一時保護所の職員でした。
一時保護所元職員 飯島章太さん
「千葉県含めて全国の子どもたちのために、またその職員のためになれば良いなと」
千葉県内の一時保護所で職員の長時間労働が常態化しているとして、きょう、県に対して勤務環境の改善を求める訴えを起こしました。
一時保護所元職員 飯島章太さん
「(定員に対し)子どもが倍以上入ってきたり、3倍ぐらい入ってきたときもありました。これ以上やると本当に死ぬよというぐらいの勤務だった」
飯島さんは3年前の春から一時保護所に勤めていましたが、長時間労働によってうつ病を患い、去年末に退職をしました。
職員の毎月の残業時間は過労死ラインの80時間を超える状況で、休憩や睡眠時間を削りながら働き続けた結果、次第に子どもをみる余裕すらも失っていったのだといいます。
一時保護所元職員 飯島章太さん
「もともと子供の話を聞きたいというふうに入った場所だったり、子どものケアとかそういうのに関わりたいというふうに思っていたが、それが全然できない。手をあげそうになったことはありました。その時はすごいショックでしたね。子どものために働こうとした場所で自分が虐待しそうになる」
厚労省によりますと、2019年に虐待の疑いで子どもが保護されたケースは全国で3万件余りで、5年前からほぼ倍増しました。
しかし、職員の確保などが追いついていない状況で、飯島さんが働いていた一時保護所のように、子どもの定員を超えている施設は全国で2割近くに上っています。
今回の提訴について、県の担当者は「訴状が届いていないのでコメントすることはできない」としています。
子どもたちを守るため過酷な環境に身を置く職員たち。悲痛な訴えは果たして届くのでしょうか。
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