「40度近くまで上がるところも…」3連休は“危険な暑さ” 熱中症に要注意【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
15日からの3連休は、“危険な暑さ”に要注意。遊園地などの行列や、プールや海水浴など、レジャーで熱中症にならないために、気を付けたいポイントを専門家に聞きました。
■3連休は“危険な暑さ”?
加藤シルビアキャスター:
明日からの3連休は、かなり暑くなることが予想されています。
まずは東京の予想最高気温を見ていきましょう。
▼15日(土)32℃予想
▼16日(日)37℃
▼17日(月)38℃
の猛暑日が予想されています。
平年に比べてもかなり暑くなるというのがわかります。
お出かけになる方も多いかと思います、各行楽地の天気も見ていきましょう。
▼千葉県マザー牧場
連日30度超えの予想
▼東京ディズニーリゾート
17日(月)は36度の猛暑日の予想
気象予報士の森田正光さんは
「関東では夏の高気圧が強まるので猛烈な暑さになる。40℃近くまで上がるところもある」ということで注意を呼びかけています。
日比麻音子キャスター:
予想を見るだけでも恐ろしいな、という感じですが、まだ暑さに慣れてませんから特に気をつけないといけませんね。
産婦人科医 宋美玄 氏:
今年は暑くなるのが早かったので、皆さん切り替えられてない方も多いと思うので。注意したいですよね。
井上貴博キャスター:
日々お伝えする気温の情報は、日本だと日陰で、地上1.5m地点で取りますが、実際照り返しを考えると、ゆうに40度を超える。観測方法も変えていった方が、より危険性が伝わるのでしょうか。命に関わるのに、地震とか大雨とかに比べて、なかなか温度の危険性って伝わりづらいんですよね。
宋美玄 氏:
百葉箱みたいな環境で測るとまだ涼しいけれども、特にベビーカーの赤ちゃんとか、地面から近いところだと本当にすごい熱になったりするので。天気予報も、昔では信じられないような、紫色みたいな赤のマークとかついてて。色で訴えるのもいいですよね。
■3連休のレジャー 熱中症にならないために
加藤キャスター:
とにかく暑くなりますので、熱中症に注意が必要ということになります。
特にレジャーで熱中症に注意するポイントを、松原ホームクリニックの松原清二院長に伺いました。
▼遊園地などでの行列
屋外で長時間並ぶのは危険。日傘や帽子を活用し、少しでも体調が悪いなと思ったら屋内に避難する。
▼ドライブ車内
涼しい環境ではあるが、日差しで肌が熱を帯びることもあるので、アームカバーなどで対策を。
▼プールや海水浴
水遊びをしていても熱中症のリスクが高い。水に入っていない上半身や頭は直射日光を浴び熱がこもることで熱中症のリスクが高まる。
水難学会の斎藤秀俊会長:
「スイミングキャップや上着を水で濡らすなど、体が熱をもたないような対策を」
また意外な落とし穴が、家庭用プールです。
屋外の公共のプールなどは、体温が上がらないように水温は33℃以下に設定されています。
しかし、家庭用のプールはうっかり放置してしまうとすぐに気温が上がってしまいますので、注意するようにしてください。
宋美玄 氏:
日陰もそんなになかったりしますので。
行楽地で行列で並ばないといけないとか、すごい危険だと思うんですけど、アウトドアメーカーなどが出してる遮光性の高い大き目の日傘だとだいぶ体感温度違いますし、最近、首などの太い血管を冷やすグッズがいろいろ出ているので。
あとおすすめは凍ったペットボトルを脇にはさむ、首とかでもいいですし。水分摂取とかも大事ですが、体をまず熱さないようにするのが大事ですよね。
井上キャスター:
産婦人科医の観点から、妊娠中の方は特に熱中症になりやすいってのを聞くんですが。
宋美玄 氏:
妊婦さんはよく「冷やすな」と言われるんですけど、妊婦は元々血流が増えてほてりやすいので、ぜひ涼しい部屋と冷たいドリンクもじゃんじゃん飲んでいいので、ぜひ気をつけてください。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/1UiK7MJ
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/5pPoO7I
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/yE6V9gh
コメントを書く