溺れた時の対処法「横移動」 五輪カヌー会場で命守る教室(2023年7月14日)

溺れた時の対処法「横移動」 五輪カヌー会場で命守る教室(2023年7月14日)

溺れた時の対処法「横移動」 五輪カヌー会場で命守る教室(2023年7月14日)

■五輪カヌー会場で命守る教室

 14日、こどもたちが訪れたのは、東京オリンピックでカヌーが行われた日本で唯一の人工スラロームコースがある施設。夏休みに向けて水の安全教室が行われました。

 ライフセーバー:「溺れて事故に遭う人たちは海も流れ、川も流れ、この流れが原因なんです」

 海や川の様な流れを人口で作ることができるこの施設で対処法を学ぶことに。ところが…。

 参加する小学生:「(Q.流れは速そう)速そう」「(Q.怖い)怖い、入るの緊張する」

 流れの強い川で泳ぐのは大変です。岩などを蹴り、安全に川から上がれる場所まで移動することが大事だといいます。
   
 過去10年間で溺れたり流された人の数は1万6000人。そのうちのおよそ5割、2人に1人が生還できないのです。そして、海の事故で危険なのが離岸流です。離岸流とは、海岸に打ち寄せた波が沖に戻ろうとする時に発生する速い流れのこと。

 脱出する方法は…。

■溺れた時の対処法「横移動」

 ライフセイバー:「どちらかに10メートルくらい(横)移動するだけで、流れから外れることができる」
 
 参加した小学生:「最初はすごく怖かったけど、先生たちが声掛けしてくれて、無事に泳ぐことができた」

 夏休み、川や海の流れには注意が必要です。

 NPO法人 川に学ぶ体験活動協議会インストラクター 橘昌憲さん:「流れているところだと全然感覚が変わってくる。それを実際体験してもらって自分の身を守る能力を付けてもらいたい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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