アメリカ当局 経口避妊薬「オピル」の市販を初承認 処方箋不要で購入可能に(2023年7月14日)

アメリカ当局 経口避妊薬「オピル」の市販を初承認 処方箋不要で購入可能に(2023年7月14日)

アメリカ当局 経口避妊薬「オピル」の市販を初承認 処方箋不要で購入可能に(2023年7月14日)

 アメリカのFDA(食品医薬品局)は、経口避妊薬を処方箋(せん)なしで買える市販薬として初めて承認しました。

 アイルランドの製薬大手「ペリゴ」の経口避妊薬「オピル」は毎日同じ時間に服用することで避妊効果が得られるとされていて、アメリカでは1973年以降、処方薬として使用が認められていました。

 FDAは13日、「オピル」を処方箋がなくても購入できる市販薬として初めて承認し、来年初めにはアメリカ国内の薬局やオンラインで買える見通しとなりました。

 アメリカでは年間600万件の妊娠のうち半数近くは「意図しない妊娠」とされていますが、去年以降中絶の規制が強化され、市販の避妊薬を求める声が高まっていました。

 FDAは「アメリカの何百万人もの人々が利用可能な選択肢となる。意図しない妊娠を防ぐ効果が高いと期待される」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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