どうなってんだ格安処分品なのに激怒クレームで一方的返品(2023年7月11日)

どうなってんだ格安処分品なのに激怒クレームで一方的返品(2023年7月11日)

「どうなってんだ!」 格安処分品なのに…激怒クレームで“一方的返品”(2023年7月11日)

 北海道南部、長万部町にある店。自社オリジナルのお菓子に道内各地のご当地品などおよそ3000種類が並びます。週末には一日およそ400人が訪れる人気店ですが、思わぬトラブルが。

■処分品なのに「どうなってんだ!」

 お菓子の王国 はっぴーディアーズ 佐藤健次郎さん:「『どうなってんだ!信用問題だ!』とものすごく怒られて、さらに『あなたの対応は何だ!』と」

 問題になったのは格安商品のお菓子。まさかの手段で客から返品されてきました。地域で人気の店の一角には賞味期限間近や期限切れの商品を格安で販売する処分品コーナーが。

 それは先月のこと、この処分品コーナーでお菓子を買った女性客から買い物の翌日に電話が掛かってきたというのです。

■「送り付けてやる!」“着払い返品”

 お菓子の王国 はっぴーディアーズ 佐藤健次郎さん:「『あなたの会社は賞味期限切れの商品を売って、これは信用問題だ』とものすごく怒られて、『あなたとは話にならない、商品を送り付けてやるわ!』と」

 店側は商品は処分品だと記載して販売していたことを伝えるため、女性客に何度か電話を掛け直しますが、話はできず…。携帯電話のショートメッセージで返品の必要はないことも伝えましたが、一方的に着払いで返品されてしまいました。返品された処分品は263円、着払いの送料は690円で、送料は店側が負担しました。

 店では処分品であることが分かるよう、値札には賞味期限が切れていることや「めちゃめちゃ激安にしました」など記載して通常の半額の値段で販売していました。

 買い物客:「賞味期限は見ました。すぐ食べるから問題ないと判断して半額だったら買おうと思って、買いました」

 今回のトラブルを受け、店側では値札を変更したり、会計時には必ず賞味期限について説明し、再発防止を心掛けていくといいます。

 お菓子の王国 はっぴーディアーズ 佐藤健次郎さん:「自分たちはちゃんと表現しているつもりでも、お客さんには(十分)伝わっていないんだなと改めて実感しましたので、さらに工夫していく」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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