伝承の技「木場の角乗」3年ぶり復活!(2022年10月16日)

伝承の技「木場の角乗」3年ぶり復活!(2022年10月16日)

伝承の技「木場の角乗」3年ぶり復活!(2022年10月16日)

 東京・江東区の木場公園で3年ぶりに開かれた区民祭りで、民俗芸能の「木場の角乗」が披露されました。

 祭り囃子(ばやし)のリズムに乗り、次々と繰り出される軽快な技。

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開かれた「江東区民まつり中央まつり」で披露されたのは、都の無形民俗文化財に指定されている「木場の角乗」です。

 木場は江戸時代に全国から送られてくる木材の集積地として栄え、地名の由来にもなっています。

 角乗は当時、材木管理に携わった人たちの技から生まれ、角材に乗るだけで3カ月、大技の習得には少なくとも数年かかるといわれています。

 16日のイベントではコロナ禍でも技術を受け継いできた乗り手たちが一辺30センチ、長さ5メートルの角材を使って様々な演目を披露しました。

 子どもを肩車した「川蝉乗り」や2人で呼吸を併せる「相乗り」、演目の後半には大技の「梯子乗り」などが披露され、観客からは大きな拍手が送られました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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