オミクロン亜種「BA.2」来月には東京の感染者の7割超か 専門家会合試算
新型コロナの「オミクロン株」の亜種で感染力が強いとされる「BA.2」について、来月の上旬には、東京の感染者のうち7割以上を占める可能性があるとの試算が報告されました。
厚生労働省で開かれた専門家組織の会合では、オミクロン株の亜種「BA.2」について、国内ですでに感染が広がっている「BA.1」と比べ、1人の感染者が何人にうつすかを示す「実効再生産数」が、26%高いとの試算が報告されました。
また、感染してから別の人に感染させるまでの「世代時間」は、「BA.1」と比べて15%短く、このまま感染が広がった場合、来月1日には、東京の感染者のうち74%を占める可能性があるとしています。
専門家組織の脇田座長は、全国的に感染者の数は減少傾向が続いているものの、「BA.2」の感染が広がることで「再び急速な感染が起きてもおかしくない」との考えを示しました。
(03日00:18)
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