埼玉ゆかりの地にコウノトリ3羽天然記念物がひょっこりなぜ(2023年7月11日)

埼玉ゆかりの地にコウノトリ3羽天然記念物がひょっこりなぜ(2023年7月11日)

埼玉ゆかりの地にコウノトリ3羽 天然記念物が“ひょっこり”なぜ?(2023年7月11日)

 埼玉県鴻巣市の田んぼで撮影された映像。

 撮影した新井智樹さん:「最初はシラサギとか割といるので、そういう感じかなと思ったんですけど」

 実はこの鳥、シラサギではなく「コウノトリ」。“幸せを運ぶ鳥”として知られている国の天然記念物ですが、日本産の野生のコウノトリは一時絶滅しています。

 撮影した新井智樹さん:「鴻巣市民にとって一番ゆかりの深い鳥はコウノトリ。それが鴻巣にいるってことが本当にうれしいこと」

 鴻巣の地名の由来といわれるコウノトリが飛んで来るという偶然。鴻巣市に来た3羽は、一体どこから飛んで来たのでしょうか。

 鴻巣市コウノトリ野生復帰センター 小林弘樹所長:「徳島県の鳴門市で生まれた鳥。他の2羽は栃木県小山市で生まれた」

 足輪に付いた個体識別番号で確認すると、徳島県と栃木県から飛んで来たコウノトリと判明。つまり野生で生まれそこで繁殖し、何代か経て成長したコウノトリが飛んで来ているといいます。ではなぜ、はるばる埼玉の鴻巣市に飛んで来たのでしょうか。

 鴻巣市コウノトリ野生復帰センター 小林弘樹所長:「コウノトリの気持ちになってみないと分からないですが、野生の鳥なので、選ぶべき餌(えさ)があったことから自然環境がある程度、整っている場所を選んでいるのでは」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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