都心危険な暑さ36.5観測灼熱自動車修理 タイヤ破裂も(2023年7月10日)

都心危険な暑さ36.5観測灼熱自動車修理 タイヤ破裂も(2023年7月10日)

都心“危険な暑さ”36.5℃観測 “灼熱”自動車修理 タイヤ破裂も(2023年7月10日)

 「危険な暑さ」となった東京都心は今年一番の36.5℃を記録しました。埼玉県内では今年“最多”の102人が熱中症の疑いで救急搬送されました。

■熱中症搬送 埼玉“最多”102人

 1人、そしてまた1人と病院に搬送される人たち。熱中症とみられます。東京では10日、54人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されました。危険な暑さでインタビュー取材中にも。

■都心“危険な暑さ”36.5℃観測

 体温を超える暑さ。炎天下の作業には危険が伴います。

 自動販売機の水はどんどん在庫が減り、補充に追われていました。

 自動販売機の補充をする人:「水をずっと飲んでいます。2リットルは飲んでいます。異常ですね」

 補充する側も水分補給が欠かせません。東京都心は10日午前11時に今年初めて35℃に到達すると、その後も気温がぐんぐん上がり、今年最も暑い36.5℃まで上昇しました。

 10日、特に暑かったのが関東甲信。山梨県の大月では今年全国で最も暑い38.7℃を観測したほか、埼玉県内でも38.0℃の地点が続出。
 
 埼玉県内では10日、102人が熱中症とみられる症状で搬送されました。70代の男性は路上で倒れていたところを通行人に発見されたといいます。

 埼玉慈恵病院 藤永剛副院長:「暑さでふらついて擦りむいたり…(高齢者は)そもそも筋肉量が少ないし、(高齢者)体の水分量が若い方よりも少ないので、脱水に弱い」

■“灼熱”自動車修理 タイヤ破裂も

 群馬県伊勢崎市の車の整備会社。
 
 新井オート 新井和男代表:「10分前に来店されたお客様の車。オーバーヒートぎみで来店された」

 サーモカメラで見ると、エンジンの辺りは60℃を超えています。整備中は汗だくです。

 新井オート 新井和男代表:「(Q.水分補給をしながら)熱中症になっちゃいますからね」

 そして夏に多いのが、こんな現象。

 新井オート 新井和男代表:「熱でバースト(破裂)してしまったタイヤ。走行中じゃなく、家庭内で保管している時(に破裂)」

 古いタイヤが熱や路面の凹凸で破裂してしまうといいます。10日、伊勢崎では今年最も暑い37.4℃を観測していました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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