「経験活かされた」空手の五輪選手が倒れた男性に心臓マッサージ救命 東京消防庁が感謝状贈呈
東京消防庁は東京オリンピックの空手の日本代表選手に対し、温泉施設で倒れた男性の心臓マッサージを行い命を救ったとして、感謝状を贈呈しました。
東京消防庁から感謝状を贈呈されたのは、東京オリンピックで空手の日本代表をつとめた佐合尚人選手(29)です。佐合選手は、先月11日、客として訪れていた東京・昭島市にある温泉施設で、浴室内で意識をなくしていた50代の男性に心臓マッサージを行い、救急隊が到着するまでの間、施設の従業員と協力して救命処置を行ったということです。男性は病院に運ばれ、現在快方へと向かっているということです。
佐合選手は所属する警備会社に入社した際、救急救命の講習を受けていたこともあり、「その時の経験が活かされた。助かってほしい一心で活動した」と当時を振り返りました。
佐合尚人選手
「普段から人のためになることをしたいという思いで感謝の気持ちをもって行動させていただいている。自分ができることがあればという思いで咄嗟に行動できた」
(18日17:30)
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