米FDA「電子たばこ」最大手メーカーの製品 販売禁止に｜TBS NEWS DIG
アメリカのFDA=食品医薬品局は、電子たばこ最大手の「ジュール・ラブズ」の全ての製品を販売禁止にすると発表しました。
販売禁止が命じられたのは4種類の電子たばこなど「ジュール・ラブズ」の全ての製品です。
FDAは理由として「ジュール・ラブズ」が提出した資料を審査した結果電子たばこを吸う際の器具「ポッド」から溶け出す有害な化学物質に関するデータに懸念があることを挙げ、またたばこをやめさせる効果についても十分な証拠がないと指摘しています。
電子たばこはニコチン成分などを含む液体を電気で熱し、蒸発させて吸う製品で若者を中心に人気を集めています。
しかし、アメリカ国内で電子たばことの関連が疑われる肺疾患の報告が相次ぎ、ニューヨーク州などが「ジュール・ラブズ」を訴えるなど社会問題になっていました。
「ジュール・ラブズ」は声明でFDAの決定に同意できないとして、争う姿勢を表明しています。
厚生労働省によりますとニコチンが入っている「ジュール・ラブズ」製品は日本で販売することはできませんが個人輸入を勧めるサイトは存在しているということです。
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