オランダ首相が内閣総辞職表明 移民問題で政権内の対立深まる(2023年7月9日)
移民問題を巡る政権内の対立で内閣総辞職を表明したオランダのルッテ首相はウィレム・アレクサンダー国王に辞意を伝えました。
2010年に就任したオランダのルッテ首相は7日、移民問題を巡る連立政権内の対立が深まったことを受け、内閣総辞職を表明しました。
その翌日の8日、自ら運転する車でハーグにある王宮に入り、休暇先から急きょ帰国したウィレム・アレクサンダー国王に辞意を伝え、暫定政権について話し合いました。
オランダはヨーロッパで最も厳しい移民政策を実施している国の一つで知られていますが、ルッテ首相が率いる中道右派「自由民主党」はさらに、オランダに滞在する戦争難民の子どもの入国を制限しようとしました。
これを巡る連立政権内の協議が決裂し、政権崩壊につながりました。
総選挙は11月にも実施される見通しです。
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