インド列車事故で鉄道職員3人逮捕 「事故後に不備を隠ぺいしようとした」|TBS NEWS DIG
インドで先月、およそ290人が死亡した列車事故をめぐり、捜査当局は鉄道職員3人を過失致死と証拠隠滅の疑いで逮捕しました。
インド東部オディシャ州で先月2日に起きた事故では、脱線した列車が別の列車と衝突するなどし、およそ290人が死亡、850人以上が負傷しました。
信号機の整備不良という“人為的なミス”が事故原因となった可能性が指摘されています。
現地メディアによりますと、インドの捜査当局は今月7日、信号の整備などを担当していた鉄道技師ら3人を過失致死と証拠隠滅の疑いで逮捕しました。
当局関係者は逮捕された職員3人について、「事故を引き起こそうとする意図的な試みはなかったが、悲劇の後に不備を隠ぺいしようとした」としています。
列車の乗客の多くは都市部への出稼ぎ労働者で身元を証明できるものがない人も多く、犠牲者の特定は難航しています。
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