から揚げ店 値上げで悲鳴…価格高騰続く“とり肉&タマゴ”(2023年2月22日)
コロナ禍による「テイクアウト需要」もあり、店舗数や売り上げが伸びたという「から揚げ専門店」。東京・浅草の「せんから屋」は、衣にせんべいを使用したザクッとした食感のから揚げが人気です。なかには外国人の姿も…。
から揚げ専門店「せんから屋」・橋口賢人代表:「から揚げを作るうえで使うものすべてが値上がりしているなかで、日々苦しい状況が続いている」
材料から光熱費に至るすべての価格が高騰。最近の業界ではついに、こんな動きも…。
から揚げ専門店「せんから屋」・橋口賢人代表:「お辞めになられた店舗も多数あります」
からあげ専門店が置かれた厳しい現状に、消費者からもエールが…。
客:「絶対、笑顔になる人がいるので…。なんとか続けられるように経営してもらって、たくさんの人を幸せにしてほしい」
一方、卵の方もクリスマスや正月の年末年始需要が終わっても、なかなか価格高騰が止まりません。
スーパーアキダイ・秋葉弘道社長:「うちは比較的モノは入ってきている。一方で、値段はうなぎ登り。全国のニワトリ1割くらいは殺処分になっている」
秋葉社長が危惧しているのは「生産者」がいなくなっている現状。このままでは日本から卵が消える日も…。
スーパーアキダイ・秋葉弘道社長:「これから先、未来にかけてどうなの?生産者がいなくなっちゃったら大変なんだよ!」
年末の大きな需要が終わっても卵の価格がなかなか安定しない問題。スーパーアキダイでは、Mサイズが22日は10個で278円でしたが…。
スーパーアキダイ・秋葉弘道社長:「平年だと大体168円」
飼料代や光熱費などが高い状態が続き、年末の需要拡大時期が終わっても思ったように価格が下がらなかったそうです。そこに加えての鳥インフルエンザ。秋葉社長は生産者が離れていく現状を心配しています。
スーパーアキダイ・秋葉弘道社長:「しっかり政策をしていかないと、生産者がいなくなる状況まできている。餌(えさ)代が値上がりして2倍ですよ。その2倍を誰が負担するのといったら生産者が負担するんですよ。『販売価格』はそんなに上がらないから、2倍になればいい。でも2倍になったら今度は庶民も困るので」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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