安全管理に問題は過去に作業の業者安全設備もしっかりバイパス工事8人死傷(2023年7月7日)

安全管理に問題は過去に作業の業者安全設備もしっかりバイパス工事8人死傷(2023年7月7日)

安全管理に問題は? 過去に作業の業者「安全設備もしっかり」バイパス工事8人死傷(2023年7月7日)

 6日、静岡市の国道1号・静清バイパスの工事現場で橋げたが落下し8人が死傷した事故で、当時の状況が徐々に明らかになってきました。

■安全管理体制に問題は 下請け作業員の証言

 事故は人々が寝静まる、午前3時すぎに起きました。

 事故当時、現場には作業員およそ20人と警備員およそ10人がいて、そのうち8人が巻き込まれ、作業員の室田久生さん(53)、前田要さん(51)が死亡しました。

 落下した橋げたの重量は140トン、長さは63メートルあります。

 安全管理体制に問題はなかったのでしょうか。現場で働いたことがある下請け会社の作業員が、ANNの取材に答えました。

 別の日に作業に入った業者:「安全設備もしっかりしていて、こっち側から見てもやりやすかった」「無理して作業しろとかもない。何で起きたのか、逆に知りたいくらい」

 事故の影響で静清バイパスは下り線が通行止めとなり、上り線の2車線で上りと下りを通行できるようにしたため、激しい渋滞が発生していました。

 工事を発注した国交省・静岡国道事務所は、事故調査委員会の設置を発表しました。

 警察は、業務上過失致死傷の疑いも視野に捜査しています。

(「グッド!モーニング」2023年7月7日放送分より)
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