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「震度3くらいの揺れ」事故直後の映像 橋げた落下で2人死亡・静岡のバイパス工事中(2023年7月6日)
静岡市の国道工事現場で6日午前3時ごろ、重さ140トンの橋げたが落下し、8人の作業員が巻き込まれました。室田久生さん(53)と前田要さん(51)の2人が死亡、6人は、重軽傷を負っています。
事故が起きてほんの数分後の映像です。鳴り響くサイレンに交じって、作業員の声も、かすかに聞こえます。
近くの住民:「いきなり振動が来たので起きました。地震が起きたくらいで、震度3くらい揺れていました」
事故当時、現場にいた作業員。その状況を、警察や国土交通省の担当者に何度も説明していました。
現場にいた作業員:「(Q.工事はしっかりやっていた)やっていましたね。原因がわからん」
今回の事故があったのは、静岡市の駿河区と清水区を結ぶ国道1号の静清バイパスで、そのうちの2.4キロを高架にする計画です。清水港では、コンテナの取扱量が増えていて、物流の効率化を図るのも狙いでした。立体整備により、5分ほどの時間短縮を見込んでいたそうです。
今回、事故が起きた現場は交差点ではないため、中央分離帯に足場が設けられています。事故が起きたのは、この足場での作業中でした。橋脚には、橋げたを置く場所にクッションの役割を果たす“支承”があります。ここに4本の橋げたを渡すのですが、まず1本目をジャッキアップして、10メートルほど、横移動させました。そして、所定の場所で降ろしていたところ、何らかの理由で、落下してしまったのです。
この橋げたを水平移動させる工法は『横取り架設』と呼ばれています。
1991年、広島市で横取り架設中の事故が起き、15人が亡くなりました。橋げたが落下したのは、日中でした。このときは、橋げたを載せたジャッキの位置が不適切で、重心が偏ったことなどが原因とされています。
今回の工事を発注したのは、国土交通省・静岡国道事務所です。
ジョイントベンチャーとして、名村造船所と日本鉄塔工業が工事を受注。元受け会社の資料によりますと、1次、2次、3次下請けとして、17の企業が参加していました。
事故が起きた現場で働いたことがある下請け会社の作業員は、こう話します。
別日に作業に入った業者:「急いで泡食ってやってる感じではなかったと思う。(Q。安全管理には気を付けていた)無理して作業しろとかもない。何で起きたのか、逆に知りたいくらい」
亡くなった室田さんは、1次下請けとして、名古屋の土木工事会社から現場に出向いていました。
室田さんの同僚:「今回の現場では、現場監督として作業に従事していました。勤続30年以上になる優秀な社員で、後輩から兄貴分として慕われるリーダー格でした」
警察は、業務上過失致死傷の疑いを視野に捜査しています。
この事故を受けて国交省は、国が発注した高架道路で橋げたをかけるすべての工事を一時休止して、安全点検するよう指示を出しました。工事の再開時期は検討中です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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