橋げた落下事故 死傷8人のうち7人は橋げたに巻き込まれ9メートル下の道路に落下 静岡・清水区|TBS NEWS DIG
道路工事現場で橋げたが落下し、8人が死傷した事故。このうち7人の作業員は、橋脚の上で作業をしていて橋げたに巻き込まれ、地上に落下していたことがわかりました。
この事故はきのう午前3時ごろ、静岡市清水区尾羽の国道1号バイパスの工事現場で、長さおよそ60メートル、重さおよそ140トンの鉄製の橋げたが落下したもので、作業員の室田久生さん(53)と前田要さん(51)の2人が死亡、6人が重軽傷を負ったものです。
捜査関係者によりますと、死傷した8人のうち7人は、橋脚の上で橋げたを移動させる作業に携わっていて、橋げたの落下に巻き込まれ、9メートル下の道路に落下していたことがわかりました。
7人はいずれもヘルメットと命綱を装着していましたが、落下の際に橋げたと地面に挟まれていた人もいたということです。
警察はきょうも現場検証を実施し、事故の原因を調べる方針です。
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