“さい銭泥棒”動きを感知…「AI防犯カメラ」開発 スマホに“不審者映像”転送(2023年7月6日)
悪質な「さい銭泥棒」の被害を未然に防ぐために、AIを駆使した防犯カメラが開発されました。
■スマホに“不審者映像”転送
愛知県にある寺に現れた不審な人物。位牌に手を伸ばしたかと思うと、次々に何かを回収していきます。さい銭泥棒です。
被害に遭った寺の住職:「置いてあったさい銭が少なくなった。やられたなと最初に思った」
さらに6日後にも、同じさい銭泥棒とみられる不審な人物の姿が映っていました。
被害に遭った寺の住職:「妻に駐在さんを呼びに行ってもらって、私が話をして容疑者を食い止めた」
周辺の地域では今年に入り、さい銭泥棒の被害が25件と多発しています。
「知多四国八十八ケ所」といわれる霊場があり、寺が多い知多半島を抱える愛知県。その県内の寺で導入されているのが、AIを駆使した新技術が搭載された防犯カメラです。
さい銭箱の横や後ろに回りこんだり、覆いかぶさったりする不審な動きをAIが感知すると、不審者の画像がスマホに飛んできます。
リアルタイムで怪しい動きをした人物の画像が届き、すぐに警察に通報することができます。
トリニティー 兼松拓也代表:「泥棒には特徴があって、普通では入らない場所に入ってきたり、時間帯とか総合的に勘案してシステムが動いている」
広角カメラで死角をなくし、鮮明な画像と音声も録音できるなど、システムは日々進化しています。
(「グッド!モーニング」2023年7月6日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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