風太君20歳あの頃の風景が立ち姿は(2023年7月5日)

風太君20歳　「あの頃の風景が」立ち姿は？(2023年7月5日)

　20歳になった風太君。右目が白く見えるのは白内障。視力は失われているといいます。人間で言えば80歳を超える高齢。立ち上がることなく静かに過ごしています。

　これは往年の風太君。2005年の映像です。かかとを地面につけ、しっかりと立っています。まるで自分の役割を心得ているかのようにひょうひょうと。これが大評判になりました。

　石像まで建立され。そして5日、当時のフィーバーが再現されたようです。何の騒ぎかと顔を出す風太君。

　来場者：「なんか歳とったなって…」「名前が一緒で、私がきょう誕生日。7月5日生まれ」「（Q.お名前が？）風太です」「（Q.風太さん？）風太です」「（Q.漢字も一緒じゃないですか）フィーバーの時（自分は）20歳ぐらい」

　それぞれに流れた時間…。

　風太君を担当した元飼育員：「今から5年前に2年間、担当しました」

　風太君を担当していた元飼育員です。

　風太君を担当した元飼育員：「これが2017年12月の風太です。リンゴ食べてる。多分、日本中の人がレッサーパンダという動物を知った。いわゆるレジェンド的な存在」

　取材中、とうとう立つことはなかった風太君。しかし…。

　千葉市動物公園　清田義昭副園長：「（来場者は）ジャスト1000人。本当にあの頃をほうふつとさせる風景を見させてもらった」
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