すすきの遺体は62歳男性スーツケースで頭部を運ぶフロントへの電話は女性かもっと知りたい(2023年7月5日)

すすきの遺体は62歳男性スーツケースで頭部を運ぶフロントへの電話は女性かもっと知りたい(2023年7月5日)

すすきの遺体は62歳男性 スーツケースで頭部を運ぶ?…フロントへの電話は女性か【もっと知りたい!】(2023年7月5日)

 札幌市内の繁華街・すすきのにあるホテルで頭部のない男性の遺体が見つかった事件で、遺体は62歳の会社員の男性と判明しました。

■自宅に残された指紋や身体的特徴が一致

 札幌市にある地下鉄すすきの駅から徒歩で10分ほどのホテルで、首を切断された男性の遺体が見つかってから3日が経過しました。

 4日、遺体で発見された男性の身元が、札幌市近郊に住む会社員・浦仁志さん(62)と判明しました。3日夜、男性の妻が行方不明者届を提出し、自宅に残された指紋や身体的特徴が一致したことから、身元の特定につながったといいます。

■「1人で先に出る」女性とみられる声で…

 現場のホテルは、すすきのの歓楽街の一角にあります。その入口は少し地下になっているのですが、男性は別の人物と2人で、ホテルの中へと入っていったということです。

 防犯カメラに映っていた男性と一緒にホテルに入った人物は、白い色の女性っぽい服で、つばがある帽子をかぶり、大きな黒いスーツケースを持っていました。

 2人はチェックインを済ませると、2階の部屋に入室しました。およそ3時間経過した後、1階のフロントには女性とみられる声で、「1人で先に出る」という趣旨の電話がかかってきたといいます。

■裸の状態で発見 首が切断された男性遺体

 1階の防犯カメラには、男性とホテルに入った人物が1人で出ていく様子が映っていて、服装は白ではなく、黒っぽい服に変わり、リュックを背負っていたということです。

 その後、チェックアウトの午前11時を過ぎても男性が出てこなかったため、フロントから正午ごろと午後1時ごろに電話をしました。それでも応答がなかったため、従業員が午後3時ごろに入ったところ、男性の遺体を発見したということです。

 男性の遺体は、刃物のようなもので首が切断され、裸の状態で見つかったといいます。また、客室には男性が着ていたとみられる衣服などは残されていませんでした。

■遺体の状況から…元刑事「非常に猟奇的な殺人」

 こうした遺体の状況から、元大阪府警刑事・中島正純氏は次のように指摘します。

 中島氏:「首を持って帰るということにつきましては、身元が判明するのを遅れさせる。そういう手段もあるなと。しかし、そこまで(他の方法を)やっていない。何らかの愛情、いとおしさで持ち帰ったのではないのかと。非常に猟奇的な殺人」

 捜査本部は240人体制で周辺の防犯カメラなどを調べ、男性と一緒にホテルに入った人物の足取りを追っています。

(「グッド!モーニング」2023年7月5日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事