水族館の魚がほぼ全滅原因はたばこのポイ捨てか京都知っておきたい(2023年6月29日)

水族館の魚がほぼ全滅原因はたばこのポイ捨てか京都知っておきたい(2023年6月29日)

水族館の魚が“ほぼ全滅” 原因はたばこのポイ捨てか 京都【知っておきたい!】(2023年6月29日)

 およそ190種類の魚や爬虫(はちゅう)類などを飼育している京都市の「花園教会水族館」は、10年以上前から寄付によって入場料無料で運営されています。

 「子どもたちが生き物と出合う場所を作りたい」という思いが込められた水族館に先週、異変が起きました。

 花園教会水族館・篠澤俊一郎館長:「水底でじっとしているような個体が増えてきて、それがバタバタ死んでいくっていうことになって」

 屋外の水槽では50~60匹のコイやフナを展示していましたが、その9割ほどが次々と死んでしまったといいます。水槽からはたばこの吸い殻が見つかり、毒性の高いニコチンによる水質の変化が原因とみられるということです。

 篠澤館長:「生き物がいる中に、それ(たばこ)を入れてしまうという衝撃がすごくあった。手塩に育ててきたのでね」
 
 今回の事態を受け、水族館はやむなく屋外展示を中止することになりました。

 篠澤館長:「生き物に子どもたちが出合ってほしいというところから出発したので、それができなくなるのは本当に申し訳ない気持ちでいっぱい」

(「グッド!モーニング」2023年6月29日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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