6歳男児の遺体はスーツケースに祖母は鉄パイプで複数回暴行されたかNスタ解説TBSNEWSDIG

6歳男児の遺体はスーツケースに　祖母は鉄パイプで複数回、暴行されたか【Nスタ解説】｜TBS NEWS DIG

神戸市西区の草むらで、6歳の男の子が亡くなっているのが見つかった事件に関して、捜査関係者によると遺体はスーツケースに入れられた状態で見つかっていたことがわかりました。また、警察は、亡くなった男の子の母親らを、祖母を自宅の押し入れに鍵をかけて監禁し、鉄パイプで暴行したなどとして、すでに逮捕してています。最新情報をまとめます。

■容疑者の目撃情報も　神戸市・西区の現場から最新情報

岸克哉ディレクター：
容疑者が住んでいた家から歩いて15分ほどのあたりに来ています。まだ詳しい場所はわかっていませんが、このあたりで22日夕方、スーツケースに入った穂坂修ちゃん(6)の遺体が見つかりました。容疑者4人が大型のスーツケースを運ぶ様子を目撃したという近所の人もいました。

また神戸市によりますと、修ちゃんは2023年2月から保育園を休みがちになり、4月に登園した際には、体にいくつか“あざ”がみられたということです。

そして6月にかけて児童相談所の職員らが自宅を訪問したところ、母親の沙喜容疑者が「育てにくさがあるので一時保護してほしい」と話していましたが、最終的には（修ちゃんの）祖母が「家族で育てる」と答えたということです。警察は修ちゃんの死因の特定を進めるとともに関連を調べています。

■母親ら4人の容疑者は別の事件で逮捕

日比麻音子キャスター：
改めてこの事件についてまとめていきます。一体何があったのでしょうか？

6月22日、遺体で見つかったのは6歳の修ちゃんです。修ちゃんは祖母（57）、穂坂沙喜容疑者（34）、大地容疑者（32）、朝美容疑者（30）、朝華容疑者（30）の6人で同居していました。

この修ちゃんの事件とは別に、母親である沙喜容疑者らの兄弟4人が、修ちゃんの祖母を監禁したまま暴行したなどの疑いで逮捕となりました。

まず修ちゃんが遺体で発見された件について詳しく見ていきましょう。

発見された草むらは、自宅から約数百メートル離れた場所だったそうです。
発見当時はスーツケースに入れられた状態で、目立った外傷はなかったということです。

■「子どもが育てにくい。一時保護してほしい」という相談も一転して「保留」に

神戸市こども家庭局の会見によると2月頃から、修ちゃんは保育園を休みがちになったということです。

そして4月20日、お尻や右肩にあざがあったということで、保育園が役所に連絡し母親（沙喜容疑者）に聞き取りを行いました。すると沙喜容疑者は「あざに心当たりはない」と話しました。

ただ、5月上旬になって沙喜容疑者から「子どもが育てにくい。一時保護してほしい」という相談があったということで、これを受けて、こども家庭センターが保護する意向だったのです。

しかし、その後、一転して沙喜容疑者から「保護を保留にしたい」とあったそうなのです。修ちゃん自身も行きたくないと話していたそうで、保護には至らずということでした。

■祖母は3月から6月20日まで監禁されたいた

それでは修ちゃんの祖母に関する事件を見ていきましょう。

祖母は3月から6月20日まで、自宅の鍵付きの押入れに監禁されていました。そして20日深夜、沙喜容疑者らが外出したタイミングで自宅から脱出。目や背中などにケガをした状態で保護されたということで、このケガは鉄パイプで複数回暴行されたのではないかとみられています。

井上貴博キャスター：
事件後にこれだけ目撃証言が出てきているけれども、事件が起きる前に通報などはなかったわけですよね。区役所や児童相談所はアプローチしていたけど。アメリカなどは社会で子どもを育てるという意識が強いと言われますけど、日本でもちょっとおかしいなと思ったときに何ができるのか。189（いちはやく）という児童相談所虐待対応ダイヤルも設定されてますので、何かおかしいな、虐待かなと思った場合はぜひ相談してみてください。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト　https://ift.tt/DV4tdrk

▼チャンネル登録をお願いします！
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1

▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/t0ax1PY

▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/oZik61j