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タイで注目「スマート農業」 先端技術活用へ…背景に「少子高齢化」 人手不足の懸念(2023年6月23日)
https://www.youtube.com/watch?v=GzPb1VIdHC0
タイでは今、「スマート農業」が注目されている。普及活動に参加する日本企業を取材してみると、背景にはタイが抱える社会問題があった。
■タイ製糖会社社員「農民を助ける技術」
タイ・バンコクの郊外で22日、日本の農機具メーカーなどが集まり、ロボットやAIなどの先端技術を活用した「スマート農業」の技術を披露するイベントが行われた。
タイの政府関係者や民間企業、大学関係者ら、およそ140人が参加した。
自動運転ができるトラクターは、曲がるという動作を除いて一切手を使わずに、自動で直進をしてくれる。
起伏のある畑では真っすぐ進むだけでも難しいのだが、真っすぐになったというタイミングでボタンを押すと、一切手を使わずに真っすぐ進んでくれる。熟練の技術を要する作業を初心者でも簡単に行うことができるという。
また、産業用無人ヘリコプターによる、農薬散布のデモンストレーションも行われた。
製糖会社社員:「農民を助ける技術だと思います。生産性を高め、コスト削減と節約にもつながると思います」
■システム開発 「高精度測位」可能に
こうしたスマート農業を可能にしているのは、数センチ単位の高精度の位置情報の測定システムだ。
ビルの屋上10階のような高い場所に設置されているのが、「電子基準点」。タイ全土で、240カ所あるという。
このシステムはJICA(国際協力機構)が2020年からタイ政府と合同で開発を進めてきたもので、240カ所ある電子基準点を一体管理するためのデータセンターが去年3月に完成した。
これにより、正確な位置情報や補正情報が適切に解析・配信され、位置や標高などを正確に測定する「高精度測位」が可能となった。
システム開発に参加した、チュラロンコン大学のチャルムチョン教授はこう話す。
チャルムチョン教授:「アジアすべての国、世界の国々は高齢化社会に突入し、新しい労働力が不足しており、その労働を補うのは、適切な技術です。実際にどのように応用されるか、きょう見ることができました」
■人手不足が…71年間で“最低出生率”
タイがスマート農業の導入を目指す背景には、「少子高齢化」による将来の人手不足への懸念がある。
去年、タイで生まれた子どもは50万2000人で、目標の70万人を下回り過去71年間で最低の出生率だった。
JICA タイ事務所・北川由記次長:「(タイは)もうすぐ先進国を目指そうという国になっています。今まで人間がやってきたものを、自動化で、機械がやってくれる。効率も上げていくし、労働力不足も補っていく、そういうことだと思っています」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年6月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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