箕面市の87歳男性 金などの延べ板2億8千万円相当を市に寄贈「箕面で商いさせてもらったお金」
大阪府箕面市に住む87歳の男性が、市に2億8000万円相当の金などの延べ板を寄贈しました。
中嶋夏男さん(87)は、箕面市内で30年あまり日本料理店を経営していました。
約40年前、資産運用のために購入したという金の延べ板29キロとプラチナの延べ板1キロを5月、市に寄贈しました。
延べ板の現在の価格は、あわせて2億8000万円相当に上り、上島一彦市長は20日、感謝状を贈りました。
中嶋夏男さん
「箕面で商いさせてもらってですね、できたお金ですからね。箕面市に返したいなという気持ちですわなあ」
市は今後、延べ板を換金し、救急車両の購入などに活用する方針です。
中嶋さんは、市内の寺にも19日、現金約2億円を寄付したということです。
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