暗記重視に変化もChatGPTで教育現場はどうなる(2023年6月15日)

暗記重視に変化もChatGPTで教育現場はどうなる(2023年6月15日)

暗記重視に変化も?ChatGPTで教育現場はどうなる(2023年6月15日)

 東京都が夏休みの宿題にChatGPTを使わないよう、都立学校に通知を出しました。

 東京都・小池知事:「(8月には)職員が安全に利用できる環境を整備したうえですべての局で利用を開始を致します」

 13日、東京都のすべての部局で対話型生成AI(人工知能)「ChatGPT」を導入すると明らかにした小池都知事。その一方で、都の教育委員会は都立学校に対し、夏休みの宿題で「ChatGPT」の回答をそのままコピーして提出しないよう、注意喚起する通知を出しました。

 活用法に関心が高まるなか、先日にChatGPT生みの親「オープンAI」のサム・アルトマンCEO(最高経営責任者)が来日し、慶應義塾大学の学生ら800人と対話イベントが開催されました。

 オープンAI、サム・アルトマンCEO:「ChatGPTは言語を理解しているように感じる。有益なことを語ってくれるし、非常に複雑なニュアンスのトピックでも理解しているように思う」

 イベントのなかでは貧困や教育問題に対し、ChatGPTに何ができるのか質問が…。

 オープンAI、サム・アルトマンCEO:「良い教育をほぼ無料で提供できれば、富める人より貧しい人たちの助けになる」

 参加した学生はAIの活用をどう思っているのか…。

 参加した学生:「(ChatGPTは)質問を与えたら分かりやすくまとめてくれるので課題に専念できる時間がもっと増えた」「(課題などの提出の際)日本語も英語も私の母語ではないので、両方を修正してもらうとか、いい時代に生まれていると思います」

 ChatGPTが広がりを見せるなか、ツイッターではある議論が。それが“暗記不要論”。

 ツイッターの声:「AIが正解を教えてくれるのに、わざわざ暗記する必要ある?」「歴史とか大雑把に分かっていればいいと思う」

 AIの登場で暗記を重視した教育はどう変わっていくのでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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