「空飛ぶクルマ」アジア初 海上試験飛行に成功(2023年6月15日)
次世代の交通手段として開発が進められている「空飛ぶクルマ」の実証実験が行われ、アジアで初めてとされる海上での試験飛行に成功しました。
青く澄んだ海の上を飛んでいるのは、「空飛ぶクルマ」です。
AirX社などの4社は7日、沖縄県伊平屋島で実証実験を行いました。
今回の試験飛行は、沖縄県内の離島などでの実用化に向けたものです。
高度30メートルまで上昇し、およそ2キロの距離を飛行しました。
定員2人としていますが、実験は無人で行われ、地元の住民や小学生らに見守られながら無事に終了しました。
AirX社によりますと、海を越える移動に成功したのは、アジアで初めてだということです。
今後は、より長距離の飛行や地域に応じた利用ができるよう改良を進め、2年後には航空機として国の認証を得たいとしています。
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