【報告】衆院解散か 与野党で神経戦の様相 立憲党内「我々をもてあそんでいる」(2023年6月14日)
衆議院の解散総選挙について、岸田総理大臣が国会の会期末の情勢を見極めて判断する考えを示したことで、与野党で神経戦の様相となっています。
(政治部・相沢祐樹記者報告)
野党側は「総理が解散風を吹かせていると言われても仕方ない」と指摘しています。
立憲民主党・安住国対委員長:「何の大義でどういうふうに解散するのかというのを私は見極めたい。ああいう言い方をすれば、それは総理自ら解散風吹かせてるのかなと思っちゃいますよね」
岸田総理はこれまで「今、解散は考えていない」と繰り返してきましたが、13日「会期末の情勢をよく見極めたい」と踏み込んだ表現に変えました。
野党による内閣不信任案の提出を牽制(けんせい)したとも受け取れ、立憲民主党内からは「我々をもてあそんでいる」との声も聞こえてきます。
その不信任案提出のタイミングを巡って、立憲内からは、防衛費増額の財源を確保する法案が成立した直後ではないか、との見方も出ています。
岸田総理は、周辺に対し、不信任案が出されれば解散に踏み切る可能性も示唆していて、会期末まで残り1週間、立憲民主党が不信任案の提出を決断するかどうかも解散のカギを握っていると言えます。
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