ガーシー議員の帰国「五分五分」 議場で陳謝する?立花党首が“持論”展開(2023年2月24日)

ガーシー議員の帰国「五分五分」 議場で陳謝する?立花党首が“持論”展開(2023年2月24日)

ガーシー議員の帰国「五分五分」 議場で陳謝する?立花党首が“持論”展開(2023年2月24日)

 「議場での陳謝」をするのか、しないのか。期限は3日後です。NHK党の立花党首がガーシー議員の帰国について「現時点では五分五分」としたうえで、「国会に来ないのは迷惑行為ではない」と改めて持論を展開しました。

 NHK党・立花孝志党首:「(Q.議員の身分を失うのであれば、帰国した方が良い?)僕は現時点では五分五分だと思っています」

 NHK党の立花党首、ドバイに滞在するガーシー議員について会見で“持論”を語りました。

 NHK党・立花孝志党首:「国会に来ないことが、迷惑行為であれば、毎回毎回、点呼しなきゃいけない。(国会に)全然、来てない人いっぱいいます。別に誰かに迷惑を、掛ける行為ではないという認識。次の懲罰委員会までに来ればいいんじゃないのかな」

 22日、参議院本会議で、ガーシー議員に対して「議場での陳謝」とする懲罰が賛成多数で可決。参院の石井議院運営委員長は、ガーシー議員側に次回本会議に出席し、陳謝を行うかどうか27日までに回答するよう文書で求めています。

 NHK党・立花孝志党首:「選択肢は3つあると思ってて、1つは『帰国する』。もう1つは『帰国しない』。もう1つは『何も回答しない』。最終的には27日の午前11時という期限が定められているので、そこまでに判断することになるかと。元々これ議員の身分であって、政党や、いわゆる会派の話ではない」

 捜査関係者によりますと、ガーシー議員は複数の著名人から、告訴状が提出され受理されています。警視庁は、関係先など数カ所を捜索していて、ガーシー議員に任意の事情聴取を要請しています。

 帰国したら、すぐに警察の事情聴取に応じるのでしょうか。

 NHK党・立花孝志党首:「任意ですからね。あくまでもそれは義務はないですよね。職務質問と一緒ですよね。ただちに取り調べに応じなきゃいけないなら、逮捕状をとらなきゃいけないし、仮にとっていたとしても、それは国会期間中は行使できない」

 ガーシー議員本人も参院選の出馬表明時、立候補の理由の一つに「不逮捕特権」を挙げていました。

 ガーシー議員への懲罰は、4段階あるうちの上から3つ目の陳謝。もし陳謝に応じない場合、議員の資格を失わせる「除名」も含めた重い処分となる見通しです。ある自民党の参院幹部は、こう話します。

 自民党ベテラン議員:「だから一度で除名にすりゃ良かったのにな」

 帰国しないガーシー議員について語る、NHK党の立花党首。もし、このまま除名になった場合について、こう話します。

 NHK党・立花孝志党首:「このままガーシーが、除名処分になるなら、隣の齊藤(副党首)が繰り上げになる。齊藤が繰り上げになっても、国会には登院させません。同じような形でやります。ちょっと様子を見たい」

 ガーシー議員の代わりに参議院議員になった人も、ガーシー議員と同じように登院させないといいます。登院して陳謝するかしないかの回答期限は、27日まで。応じない場合は28日以降、懲罰委員会で議論し、その後、採決されることになります。

 与野党からは、最初から「除名」にしていれば、良かったという声も上がっています。

 自民党参院幹部:「だから一度で除名にすりゃ良かったのにな。自民党が丁寧にやる方を選んだんだよな。バカだよな」

 懲罰のプロセスを丁寧にしたために、騒動が長引いてしまったというのです。

 自民党ベテラン議員:「(ガーシー議員が)1回帰って来たからってダメだろ。先の手続きがややこしくなるけどな」

 複数の関係者によりますと、仮に議場への陳謝に訪れなかった場合、来月6日の週の参院本会議で、除名が決まる見通しです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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