【五輪テスト大会“談合”】総額400億円の随意契約か 組織委元次長を逮捕
東京オリンピック・パラリンピックを巡る談合事件で、東京地検特捜部は8日、大会組織委員会の元次長を逮捕しました。
オリンピックをめぐる事件は、去年、立件された汚職事件に続き、今回の談合事件でも、大会の組織委員会側から逮捕者が出る結果となりました。逮捕された組織委員会の元次長は、談合を主導したとみられています。
独占禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、大会組織委員会の元次長・森泰夫容疑者です。
関係者によりますと、森容疑者は、各競技のテスト大会に関連した2018年実施の入札で談合を行った疑いがもたれていて、特捜部が8日朝から森容疑者の自宅の家宅捜索を行っています。
(去年11月)
――Q.テスト大会の入札に関して不正なことはしていないですか?
森容疑者「・・・話すことはありませんので」
テスト大会の関連業務を落札した企業は、その後、随意契約の形で本大会の業務なども受注していて、特捜部は、入札分と随意契約分は一体の関係にあったと判断したとみられます。
本大会などが関連した随意契約の総額は、400億円にのぼるとみられます。
森容疑者は、逮捕前の特捜部の任意の聴取に違法性の認識を否定していましたが、その後、一転して、談合を認める供述をしていたということです。
東京地検特捜部などは8日、落札した企業などの家宅捜索なども行っていて、実態解明に向けて捜査を進めています。
(2023年2月8日放送「ストレイトニュース」より)
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