東急全路線 再生可能エネルギー由来の電力で運行
大手私鉄の東急電鉄は、来月1日から運行する全ての路線で再生可能エネルギー由来の電力に置き換えると発表しました。
東京・世田谷区の東部を縦断する「世田谷線」では、おととし3月から再生可能エネルギー由来の電力で運行が行われていますが、東急電鉄によりますと、来月1日から「東横線」をはじめ、「田園都市線」や「池上線」など鉄道7路線でも実質的に再生可能エネルギーでの運行を開始するということです。
これによって、一般家庭の5万6000世帯分の年間排出量に相当する二酸化炭素が削減できるとしています。
東急電鉄によりますと、全路線を実質的に再生可能エネルギー由来の電力で運行するのは日本で初めてのことで、この他にも駅の照明のLED化など省エネ施策をさらに進めることで二酸化炭素の削減に取り組んでいくとしています。
（28日23:15）
