「今週は天気の急変も」“ゲリラ雷雨”に要注意! 突然の雷に対策は?外にいる時は「電線の下」に避難も有効【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
13日は全国的に大気の状態が不安定となり、各地で突発的な雨になりました。雷にも注意が必要です。
大気の状態が不安定になることでもたらされる“ゲリラ雷雨”にはどのように対処するのが良いのでしょうか。
■“梅雨時は湿度が高く積乱雲も大きくなる
南波雅俊キャスター:
ゲリラ雷雨について、発生のメカニズムを説明します。
上空に「冷たい空気」が流れ込んでいる状況で、地上は「暖かい空気」になっている。暖かい空気は、冷たい空気よりも軽いので上がっていく。冷たい空気は、重いので下がってくる。そうすると間のところに、積乱雲が発生しやすくなるということです。さらに、梅雨時で湿度が高い状況だと、より空気が上昇しやすくなって、積乱雲も大きくなり、ゲリラ雷雨が発生しやすくなるということです。
気象予報士の広瀬駿さんによると「今週は上空に寒気が居座るので、晴れていても天気の急変に注意が必要」ということで、晴れていたとしても、傘を持っていった方がいいかもしれないということです。
■雷が発生した場合は「電線の下」への避難も有効
天気がどのように急変するのか、その予兆を説明します。
【天気 急変の予兆】
・真っ黒な雲が近づく
・雷の音が聞こえる
・急に冷たい風が吹く
雷が発生した場合ですが、どのような対応をとればいいのでしょうか。
屋外の場合は、建物や自動車などに避難してください。屋根があると、雷を防ぐことができます。
屋内の場合は、壁からは離れてください。雷が屋根に落ちた後、壁伝いに地面に向かっていくので、なるべく壁の近くには、いない方がいいということです。
そして、木の近くは危ないということです。木よりも人の方が、実は雷が電気を通しやすく、落ちてきた雷は、電気がより通りやすい人の方に行きやすいということです。
ホラン千秋キャスター:
天気急変の前兆の3種類がありましたが「さっきまで晴れていたのに、雲が急に厚くなった」とか「急に風が強く吹き始めたな」とか、前兆を見逃さないことが大事ですね。
南波キャスター:
避難する場合、「電線の下」が比較的安全だということです。電線自体が、雷を引きつける避雷針の役割をしてくれるということです。ただし、電線の場合も、電柱が近くにある場合は2mくらい離れてください。電柱は雷を通しますが、雷が落ちた時に何かが破損して、近くにいる場合に危ないことになるかもしれないので、電線の下でも電柱からは少し離れるようにしてください。
元競泳日本代表 松田丈志さん:
できれば屋内に避難した方がいいということですね。
日比麻音子キャスター:
車でも、冠水してしまったり、アンダーパスとかに水が一気にたまってしまうことがありますからね。
松田丈志さん:
車に乗っているから安心とは思わず、比較的高いところに移動するとか、屋内に逃げた方がいいと思います。車の中は比較的安全と言われてるので、高いところに行って停止するのがいいかもしれないですね。
ホラン千秋キャスター:
30分から1時間くらい避難していると、ゲリラ雷雨は去るとも言われています。
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