「和牛」不正輸出 指南役の男を5度目の逮捕(2023年6月8日)
「和牛」をカンボジア向けと偽って輸出したとして、男ら3人が再逮捕されました。指南役の男は5度目の逮捕です。
西槇学志容疑者（58）ら3人は、おととし11月、約4300万円分の冷凍牛肉をカンボジア向けと偽って申告し、香港へ輸出した疑いなどが持たれています。
男らは、カンボジア向けの輸出に検疫の特別な規定がないことを悪用して、国内用の和牛を安く手に入れていました。
前田裕介容疑者（55）らが肉を調達し、5度目の逮捕となった西槇容疑者が北九州市の門司港で船を手配していました。
警察は、西槇容疑者らが肉の調達場所によって使用する港を変え、他にも約2億5000万円分の不正輸出に関わったとみて調べています。
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