ロシア“部隊撤収”映像公開、NATOは東欧などに「新戦闘部隊」創設を検討
ウクライナをめぐる緊張が依然続く中、ロシア国防省は、演習を終えた軍の部隊が撤収しているとする映像を公開しました。
映像は16日に公開されたもので、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部・クリミア半島での演習を終えた部隊が、鉄道でロシア本土に向け撤収しているとしています。荷台には戦車などが積まれています。
一方、NATO=北大西洋条約機構の事務総長は、この日、ロシアの部隊撤収が確認されていないとの見方を改めて示しました。そのうえで、東ヨーロッパや中央ヨーロッパなどにNATOの新たな戦闘部隊を創設することを検討する考えを明らかにしています。
NATO ストルテンベルグ事務総長
「NATO加盟国の防衛相は抑止力と防衛力のさらなる強化に向け検討に入ることを決めた」
ルーマニアに部隊を置く場合、フランスが中核を担う意欲を示したということですが、こうした動きにロシア側は反発すると見られます。
(17日03:44)
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