“世界一重い保護ネコ”「パッチ」 ダイエット大作戦 1カ月経過で…驚きの変化が!(2023年6月6日)
“世界一重い保護猫”「パッチ」のダイエット大作戦。1カ月が経過し、飼い主も驚きの変化が起きていた。
■飼い主「ダイエット用おもちゃも届く」
アメリカ・バージニア州の6歳の雄ネコ、パッチ。体重は、およそ18キロ。元々、動物保護施設に預けられ、保護ネコとしては世界一重いとみられていたが、4月に新しい飼い主のケイ・フォードさんに引き取られた。
先月、そのダイエット作戦を取材。まもなく1カ月となり、フォードさんに再び話を聞くと、パッチをとりまく環境に大きな変化が起きていた。
フォードさん:「私たちは、アメリカを含めて7カ国からテレビ取材を受けました。かなりすごいことだと思います。また、SNSも62カ国の人にフォローされ、圧倒されています」
フォロワーからはパッチを応援するメールや手紙などが、フォードさんの元に届くという。さらには、こんなものも…。
フォードさん:「ダイエット用のおもちゃも届きます。そして、『パッチ』はだいぶ活発になりました。家の中をたくさん歩き回るようにもなったんです」
■ダイエットに対する“姿勢”に変化
そんなパッチにフォードさんの目にも、明らかな変化が見えてきたという。一体、どんな変化なのか!?
それは、ダイエットに対する姿勢の変化だ。
これまでは、おもちゃに興味を示しても、すぐに飽きてしまっていたのだが、積極的におもちゃと格闘し、心なしか、動きにもキレが出てきたように見える。
さらに、ちょっぴりスリムに?ネコ用の部屋に入ろうとするパッチ。しかし、おなかの辺りが引っ掛かってしまい断念。しかし、これはパッチにとって大きな変化を表しているという。
実はパッチ、最初は部屋の中に頭しか入れなかったのだ。
フォードさん:「これはビッグニュースだと思いました。本当にすごいことで感激しました。『パッチ』が今までできなかったことができるようになり、新しいステップを踏むごとに感慨深いです」
■気になる“ダイエット”の行方は…?
体の幅は少し減ったパッチだが、活動の幅は広がっているようだ。その1つがボランティア活動だ。
先月17日、パッチはフォードさんの父親が暮らしている介護施設からの依頼で、慰問に訪れていた。
ワゴンに乗った状態だが、触れ合った入居者に笑顔をもたらし、中には、昔ペットを飼っていた頃の記憶が蘇ったかのように、パッチをなでる入居者もいたという。
そして、もう1つは写真のモデルだ。
パッチが保護された保護施設では保護犬や保護猫を被写体にした写真集を制作していて、第2弾の制作にあたり、パッチがモデルに抜擢され、先月22日に撮影が行われたそうだ。
写真集は今年後半に発売予定で、収益は動物保護団体に寄付されるという。
そして、気になるパッチの体重を見ていこう。
保護施設から引き取った際には18.5キロだった。毎週水曜日に病院で体重を計っているそうで、先月3日には17.5キロと1キロの減量に成功していた。
では、先月31日の段階でパッチの体重は、16.75キロ。さらに、マイナス0.75キロの減量に成功していた。
少し減量スピードが落ちたように見えるが、これは急激なダイエットがパッチの体に負担とならないよう、獣医師と相談した計画にのっとった食事制限などを行っているということだ。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年6月6日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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