ウクライナ避難民に生活の“つなぎ資金”提供 難民支援の民間団体「経験活かしたい」

ウクライナ避難民に生活の“つなぎ資金”提供 難民支援の民間団体「経験活かしたい」

ウクライナ避難民に生活の“つなぎ資金”提供 難民支援の民間団体「経験活かしたい」

ウクライナから日本に避難した人たちの生活を支えるため、寄付で集まったお金を生活支援金として手渡す取り組みを日本の国際NGOなどが始めました。

ウクライナから家族で避難ロリナさん
「私たちがウクライナから逃げたとき、子どもの服だけを持ちました。夏服はありません。実は・・・(他には)何もありません」

キーウ出身のロリナ・シュタさん(28)は日本語を学んだ経験があり、知人を頼り今月3日、母親と3歳の子どもとともに日本に逃れてきました。

現在は都内のホテルに滞在し、今後は住居や仕事を探していく予定ですが、避難の過程で所持金は底をつきつつあり、不安が増しているといいます。

シュタさん家族に生活支援金を提供したのは、国際NGO「難民を助ける会」と「さぽうと21」です。支援者からの寄付金をあてたもので、生活の基盤を確立するまでの「つなぎ」として利用してほしいとしています。

また、「難民の支援を長年行ってきた経験を活かしたい」としていて、今後、より多くのウクライナ避難民に対して支援金の提供や生活のサポートを広げていきたとしています。
(11日18:34)

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