OPEC+ 原油減産を来年末まで延長で合意(2023年6月5日)

OPEC+ 原油減産を来年末まで延長で合意(2023年6月5日)

OPEC+ 原油減産を来年末まで延長で合意(2023年6月5日)

 OPEC(石油輸出国機構)の加盟国やロシアなどの産油国が閣僚級会合を開き、すでに減らしている原油生産量を来年末まで維持することで合意しました。

 ロイター通信などによりますと、オーストリアのウィーンで4日に開かれた閣僚級会合では、原油の協調減産に加え、4月に発表された日量166万バレルの自主減産を来年末まで延長することが決まりました。

 また、これとは別にサウジアラビアは来月、日量100万バレルの自主減産を実施すると発表しました。

 原油価格は4月のサプライズ発表を受け、大きく値上がりしましたが、景気減速の懸念から現在は1割以上安くなっています。

 生産量を巡って、国ごとに思惑の隔たりが出ているとみられ事前協議が難航したことから会合の開始は大幅に遅れました。
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