「帰れない」東海道新幹線 東京-名古屋間で運転取りやめ 首都圏も帰宅ラッシュに大雨(2023年6月2日)

「帰れない」東海道新幹線 東京-名古屋間で運転取りやめ 首都圏も帰宅ラッシュに大雨(2023年6月2日)

「帰れない」東海道新幹線 東京-名古屋間で運転取りやめ 首都圏も帰宅ラッシュに大雨(2023年6月2日)

東京都内でも大雨となり、 交通機関が混乱するなど影響が出ました。

神奈川相模原市では、2日午後9時現在、760軒で停電が起きています。
住民:「(Q.復旧のめどは)立っていないぽいですね。(東京電力のHPに)復旧時間は、まだ書いてないです。『いましばらくお待ちください』しか書いていない。寝ようかと思っています」

都心では、24時間で150ミリ以上の雨が降っています。今年一番の雨です。
午後5時過ぎの東京・秋葉原。アンダーパスは冠水して、通行止めに。30センチほどの水が溜まっているようです。警察官は交通整理に追われていました。

都内にも、大雨・洪水警報が出ています。そのうえ、2日夜から3日午前中までに関東甲信では、線状降水帯が発生する恐れがあるとして、気象庁は線状降水帯予測を発表しました。

JR新宿駅の構内にまで押し寄せる雨水に排水が追いつきません。シャッターを閉めて対応します。JR秋葉原駅では、ホームで雨漏り。JR東京駅では、天井から水が噴き出していました。

交通機関にも影響が出ています。いま、東京発の東海道新幹線は、動いていません。午後3時ごろ、普段なら止まらない新富士駅で運転再開を待っていました。JR東海によりますと、熱海駅と三河安城駅の間で、雨量が規制値に達したといいます。

そして、午後7時過ぎ、東京ー名古屋間の運転取りやめを発表しました。新富士駅で停車中だった新幹線は、立往生から5時間が経った午後8時過ぎ、ようやくドアが開きました。このまま駅を出る乗客もいれば、一晩、車内ですごす乗客もいるそうです。

小田原駅では、修学旅行生が足止めを食らいました。
愛知県一宮市の中学校教員:「きょう帰る予定だったが、新幹線が止まってしまったので、急きょ、子どもたちの安全を考えて一泊することになった」
地元の愛知に戻ることができず、伊豆に取ったホテルへ移動することになりました。

小田原駅の構内には、座り込んだ外国人観光客の姿があります。品川駅前の周辺にも行き場を失った人たちがいました。
神戸から出張の会社員:「帰れない。きょうはどこかに泊まるしかないかな」

名古屋から出張してきた2人も。
名古屋から出張の会社員:「全く想像してなかった。晴れていたので、大丈夫かと思っていた。まさかこんな結末になるとは」
スマートフォンとにらめっこした結果、ホテルが取れました。ただ、そのホテルまでは電車で30分。また移動です。

東京だけではありません。埼玉のJR北朝霞駅では、大雨でダイヤが大幅に乱れ、入場規制が実施されていました。

茨城と神奈川県内には、レベル4相当の土砂災害警戒情報が出ています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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