「ハーフライフルで撃った」中野市男女4人殺害事件 ハーフライフル銃は散弾銃よりも命中精度が高い猟銃の一種 長野|TBS NEWS DIG

「ハーフライフルで撃った」中野市男女4人殺害事件 ハーフライフル銃は散弾銃よりも命中精度が高い猟銃の一種 長野|TBS NEWS DIG

「ハーフライフルで撃った」中野市男女4人殺害事件 ハーフライフル銃は散弾銃よりも命中精度が高い猟銃の一種 長野|TBS NEWS DIG

長野県で男女4人が殺害された事件で、容疑者の男は「ハーフライフルで撃った」と話していることが、捜査関係者への取材で分かりました。

記者
「女性1人と男性警察官2人が殺害された現場付近には、時折、花を手向け、黙とうする人の姿も見られました」

殺人の疑いで逮捕・送検された長野県中野市の農業・青木政憲容疑者(31)は、今月25日、近所の女性2人を次々とナイフで襲った後、警察官2人に猟銃を発砲し、4人が殺害されました。

その後の調べで青木容疑者は「ハーフライフルで撃った」と供述していることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。ハーフライフル銃は、散弾銃よりも命中精度が高い猟銃の一種で、青木容疑者は2019年所有の許可を得たといいます。

また、「スラッグ弾」と呼ばれる殺傷能力の高い銃弾が使われたとみられていて、銃弾は警察官2人の体を貫通していたということです。青木容疑者は「警察官に撃たれると思ったので先に撃った」などと話しています。撃たれた警察官は当時、拳銃を所持していませんでした。

容疑者は犯行後、自宅に立てこもりましたが、中にいた容疑者の母親と伯母は拘束などはされていなかったといいます。

出頭するよう説得していた母親に青木容疑者は…

「死刑は嫌だ」

容疑者の母親は警察に、夜間の2度の発砲は容疑者が自殺を図ったもので、その後、母親が「自殺を手伝う」などと持ちかけて猟銃を受け取り、隠してから逃げたと話しているということです。

捜査関係者によりますと、犯行に使われた銃と自殺を図った銃は違うものとみられることも新たにわかりました。

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