眞子さんを抱擁されたあの日から1年…公務に邁進の佳子さま「ジェンダー平等」への思い|TBS NEWS DIG

眞子さんを抱擁されたあの日から1年…公務に邁進の佳子さま「ジェンダー平等」への思い|TBS NEWS DIG

眞子さんを抱擁されたあの日から1年…公務に邁進の佳子さま「ジェンダー平等」への思い|TBS NEWS DIG

■眞子さん結婚 まもなく1年
小室眞子さんが小室圭さんと結婚したのは2021年10月26日。まもなく1年となります。二人の結婚会見は、一方的に「みなさまへ」と題された文書を読み上げる形でした。会見に出席した記者からの口頭での質疑応答は無く、眞子さんの固い表情が今でも忘れられません。

会見の前に、眞子さんは、秋篠宮家と別れを告げました。御仮寓所の玄関前で紀子さまは涙ぐまれているように見えました。そして佳子さまは眞子さんを抱きしめられました。秋篠宮さまは眞子さんが乗った車をのぞき込むように手を振っていらっしゃいました。皇族としての結婚行事も無く皇籍を離脱する眞子さまを送る家族の姿は、淋しいものでありました。

■佳子さまは眞子さんの結婚を応援し続けた
2017年9月3日に眞子さんと小室さんは婚約内定会見を行いましたが、その後圭さんの母親をめぐりさまざまな報道がなされ、結婚に逆風が吹き、2018年2月7日に結婚関係の諸行事の延期が発表されました。

しかし、佳子さまは一貫して、眞子さんの結婚を応援し続けていました。
2019年3月、佳子さまは大学卒業にあたり、延期となっている姉・眞子さんと小室圭さんとの結婚について宮内記者会の質問に文書で答えています。

「私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形担ってほしいと思っています」

■佳子さまは結婚会見をホテルで見守られていた
実は、結婚会見の日の玄関前の抱擁は最後の別れではありませんでした。

佳子さまは、抱擁の後、眞子さんの結婚会見場のホテルに向かい、昼食を共にし、小室さんと眞子さんの会見が終わるまで、ホテルの別室で待機されていました。
今年31歳となる眞子さんと3歳違いの佳子さまの、姉妹の強い絆を感じる出来事でした。

■佳子さま大忙しのワケとは
結婚した眞子さんが皇室を離れ、佳子さまは大忙しとなっています。これまで自分が担当していた行事に加え、眞子さんが担っていたものも引き継ぎました。「公益社団法人 日本工芸会」の総裁と「公益財団法人 日本テニス協会」の名誉総裁も眞子さんから引き継いだものです。

2022年9月14日に佳子さまは日本工芸会の「日本伝統工芸展」で初めて総裁として総裁賞を選び、授賞式で表彰状を授与されました。

10月9日には楽天ジャパン・オープンテニスの決勝戦を、初めて名誉総裁として観戦されました。

眞子さんがこれまで出席していた行事に佳子さまが出席されています。9月10日には「高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出席して手話であいさつされました。

10月11日には栃木県で開催された「いちご一会栃木国体」の閉会式に初めて出席。これもこれまで眞子さんが出席していたものです。栃木の名産品のいちごにちなみ、赤いお召し物で式典に臨み、天皇杯、皇后杯を授与されました。

【佳子さまの公的行事(予定含む)】
8月7日 ガールスカウト日本連盟100周年インターナショナルキャンプ(長野市戸隠)
9月10日 全国高校生の手話によるスピーチコンテスト(東京都千代田区)
9月14日 「日本伝統工芸展と授賞式」(東京都中央区)
9月24日~25日 「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」(鳥取県)
10月1日 「第19回デフ陸上選手権大会」(駒沢オリンピック公園)
10月9日 「楽天ジャパンオープンテニス観戦」(有明コロシアム)
10月10日~11日 「いちご一会国民体育大会」と地方事情視察(栃木県)
10月16日 ガールズメッセ2022(東京都渋谷区)
10月28日~29日 式年造替の春日若宮遷座祭(奈良県)
10月30日 全国障害者スポーツ大会(栃木県)

佳子さまは、眞子さんが出ていた行事に出席する前には、眞子さんと連絡を取り、アドバイスをもらっているのではないでしょうか。佳子さまは多くの行事に出席されることで、緊張が取れ、行事を楽しまれる余裕が出てきたように感じます。

視察では、説明者に的を射た質問を積極的にされています。また佳子さまを一目見ようと集まった人たちの元にわざわざ足を運んで、手を振ったり、会釈をされたりもしています。「静」の眞子さんとはまた違う「動」の魅力が佳子さまにはあるようです

■ジェンダー平等を訴える佳子さま
皇室の取材は、直接本人にインタビューする機会がほとんどありません。出席される行事や、おことば、あいさつ、声かけなどからその実像に迫り、その姿を伝えなければなりません。佳子さまについては、佳子さまが積極的に臨まれているガールスカウト日本連盟の行事に私は注目しています。2020年10月10日に開催された「国際ガールズメッセプレイベント」に寄せたビデオメッセージで佳子さまは「ジェンダー平等」について言及されました。

「今後、ジェンダー平等が達成され、誰もが人生の選択肢を増やすことができ、自らの可能性を最大限生かしていけますように、そしてそれが当たり前の社会になりますようにと願っております」

さらに翌年2021年10月のガールスカウト100周年の関連行事にも同様の内容のビデオメッセージを2年連続で寄せられています。

このメッセージを聞いたとき、私は少し驚きました。男系の日本の皇室に生まれた内親王が「ジェンダー平等」を訴えたからです。「ジェンダー平等」は国連の持続可能な開発目標ーSDGsの中でも重要なテーマの一つですが、佳子さまはメッセージで、世界の常識を訴えているだけなのでしょうか?それとも何か別の思いが込められているのでしょうか?

佳子さま27歳。これからの活動や発言に目が離せません。

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