おにぎり専門店が続々 8時間待ちも…物価高騰の中“手頃な値段” 「SNS映え」も話題(2023年5月30日)

おにぎり専門店が続々 8時間待ちも…物価高騰の中“手頃な値段” 「SNS映え」も話題(2023年5月30日)

おにぎり専門店が続々 8時間待ちも…物価高騰の中“手頃な値段” 「SNS映え」も話題(2023年5月30日)

 今、おにぎり専門店が人気となっています。最大8時間待ちの老舗店や「SNS映え」するおにぎりを出す店も。人気の秘密を取材しました。

■自分好みにオーダー可 女将「一日千個売れる」

 東京の大塚駅近くにある、創業63年のおにぎり専門店。この日は、開店1時間前から50人以上が並んでいました。

 並んで待つ人:「(Q.どこから来た?)愛知県」「朝一番の飛行機で来た。日帰り」

 全国各地からおにぎりを求め、お客さんがやってきます。休日はなんと最大8時間待ちになったこともあるそうです。

 おにぎり専門店ぼんご 女将・右近由美子さん(70):「(Q.一日何個作っている?)1000個から1500個くらい」

 値段は1個300円からでボリューム満点。50種類以上の具から、自分好みにオーダーできるのも人気の秘密です。

 愛知から:「豚キムチに卵黄トッピング。豚キムチもおいしい」「卵とよく合うね」

 人気のおにぎり専門店は他にもあります。

■人気の背景に“手頃な値段” 「ニーズに合わせ提供」

 東京・虎ノ門に去年5月にオープンした店「TARO TOKYO ONIGIRI」で販売されているのは…。

 SNSの声:「見た目がオシャレで上がるね」

 いくらなど色とりどりの具材がおにぎりの上にのっていて、SNSで映えると話題になっています。1個250円の定番のさけのほか、変わり種としてホタテの塩麹(こうじ)バターも人気です。

 見た目以外にも人気の秘密があります。

 TARO TOKYO ONIGIRI 取締役社長・川原田美雪さん:「お米の種類を白米・玄米・黒米と3種類選んでいただける。若い女性のお客様で玄米とかのお米を選べるので、健康とか気にされている方がすごく多いかなと思います」

 人気の背景には、手頃な値段もあるようです。ウクライナ情勢などの影響で輸入小麦の価格が高騰する一方、米の価格は比較的安定しています。

 川原田さん:「さけとか焼きおにぎりとか毎日手軽に食べられるものは安く、いくらとかローストビーフとか、ぜいたくなものはしっかり価格を上げて、お客様のニーズに合わせて色んなものが提供できるように準備しています」

(「グッド!モーニング」2023年5月30日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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