韓国 ワクチン完了示す防疫パス 大型店舗でも義務化
韓国ではきょうから、百貨店や大型スーパーに入店する際、ワクチン接種が完了していることを示す「防疫パス」の提示が義務化されました。
記者
「きょうから大型店に入店する際にもこうした防疫パスの提示が必要になり、不満の声も上がっています」
ワクチン接種が完了して180日以内であることなどを示す韓国の「防疫パス」。これまでの飲食店や映画館、図書館などに加え、きょうから、3000平方メートル以上の百貨店やスーパーなどおよそ2000か所の大型店舗でも提示が義務になりました。
2回の接種を終えた人がおよそ84%、3回目を終えた人も41%に達するなど接種率が高い中、義務化の動きにソウル市民は・・・
市民
「良いことだ。どんどん進めるべきで、特例を与えてはいけない」
「私は接種が終わってどこにでも行けますが、接種できなかった人たちは日常生活をどうするのか心配です」
防疫パスをめぐっては、飲食店を経営する自営業者らの反対が根強い中、韓国政府は「感染の可能性が高い未接種者を守り、新型コロナの拡散を遮断する」として理解を求めています。オミクロン株の割合が今後増加して、3月には新規感染者が2万人を超えるとの予測もあり、感染拡大への懸念が高まっています。(10日14:45)
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