“震度6強”台湾南東部で2日連続 “建物倒壊”被害相次ぐ…沖縄で一時「津波注意報」(2022年9月19日)
台湾南東部で2日連続、最大震度6強の地震が起き、18日までに1人が死亡、少なくとも79人がけがをした。この地震の影響で、沖縄県に一時、津波注意報が出された。
■ビル倒壊 4人閉じ込め…無事救助
台湾南東部では17日、18日と2日連続で、最大震度6強を記録する地震が起きた。
日本時間18日の午後3時44分ごろに発生した地震では、震源に近い花蓮県でコンビニエンスストアが入った3階建てのビルが、道路を塞ぐように倒壊。4人が閉じ込められてしまったが、無事救助された。
このビルの倒壊では、車が巻き込まれ、乗っていた女性が一時閉じ込められるという事態も起きた。
■体育館では…天井パネルが大量落下
地震の被害は、様々な場所で発生している。
コンクリート工場が倒壊した現場では、下敷きになったとみられる1人が死亡した。
また 山間部を走っていたオートバイのドライブレコーダーには、山から大量の土砂が崩れ落ちる瞬間が記録された。
駅では、地震によって電車が大きく揺れた。別の駅では、駅のホームの屋根が崩壊し、屋根にぶつかった電車が脱線し、横倒しになった。
体育館では バドミントンをしていた市民らの上に、天井パネルが大量に落下する被害があった。
■沖縄で一時「津波注意報」も…解除
一方、18日の地震の影響は、日本にも及んだ。
気象庁は地震の発生後、沖縄の宮古島・八重山地方に津波注意報を発表。最大で1メートルの津波が予測されたが、午後5時15分に解除された。
いまだ被害の全容が見えない今回の地震。台湾当局によると、18日午後7時の時点で、少なくとも79人がけがをしているという。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年9月19日放送分より)
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