- 韓国雑踏事故 不法増築で道狭く「押せ押せ」の声も(2022年11月1日)
- 【ライブ】『ツイッターどうなる』マスク氏「この仕事を引き受けてくれる愚かな人間が見つかり次第、私はCEOを辞任するつもりだ」と投稿/ 突然の解雇通告受けた社員はー など(日テレNEWSLIVE)
- 【乗鞍岳で雪崩】スキーの外国籍5人巻き込まれる 3人自力下山 2人意識不明
- 【6月15日 朝 気象情報】これからの天気|TBS NEWS DIG
- 日本守るイージス艦“心臓部”に初のTVカメラ…家族と離れ見張り担当 カレーに大行列(2022年11月28日)
- 今年もあと2か月…『年賀はがき』販売開始 SNS普及の影響で発行枚数は12年連続で減少(2022年11月1日)
24時間耐久レースにトヨタの“液体水素車”が世界初参戦 -253度の温度を保つ秘訣は「燃料タンク」|TBS NEWS DIG
自動車レースに世界で初めて、「液体」の水素を燃料とした車が参戦しました。
静岡県・富士スピードウェイで行われた24時間耐久レース。ハンドルを握っていたのは、トヨタ自動車の豊田章男会長。
トヨタ自動車 豊田章男会長
「世界の温暖化に“もう1つ選択肢”を。みんな、力を合わせますので、応援よろしくお願いします」
豊田氏が「もう1つの選択肢」と強調するのは、二酸化炭素をほとんど排出しない水素エンジン車です。
トヨタはおととしからレースに投入していますが、今回、世界で初の試みに挑戦。燃料の水素を「気体」から「液体」に変更したのです。
記者
「ピットに到着した車両に水素を供給しています」
「気体」の水素は巨大な設備が不可欠で、燃料補給には一旦、コースの外に出る必要がありましたが、「液体」にすると体積が800分の1まで縮小。設備を小型化でき、ピットでの補給が可能に。タンクに積める量も増え、航続距離も2倍に伸びました。ただ、課題も…
トヨタ自動車 水素エンジンプロジェクト統括 伊東直昭主査
「水素を『液体』の状態に保つためには、超低温である-253℃をキープする必要がある」
マイナス253度の低温をどう保つのか。
記者
「こちらの燃料タンクなんですが、構造は魔法瓶と同じようになっているということです」
タンクの構造は魔法瓶と同じ2重になっていて、間は真空に。真空は熱を伝えないため、液体水素を冷やし続けることが出来たのです。
トヨタ自動車 佐藤恒治社長
「ブレークスルーは必ず、挑戦を現場で続けることで生まれると信じてます」
脱炭素社会の“切り札”として注目される水素。さらに、新たな取り組みも…
自動車のエンジン部品などを製造するこの工場。部品を加熱する工程でLPガスを使い、二酸化炭素を排出しますが、年度内に水素に切り替えることを決めました。こだわったのが、水素の種類。
化石燃料由来で二酸化炭素を出すものは「グレー水素」や「ブルー水素」。再生可能エネルギーで作り、二酸化炭素を出さないものを「グリーン水素」と呼びます。
工場では、トヨタが開発した水素の製造装置を導入。できた水素は「グリーン水素」です。
トヨタ自動車 水素事業領域 濱村芳彦統括部長
「技術が他のところでも転用できるのであれば、我々は喜んで挑戦させていただきたい」
水素の活用や普及に向けた挑戦が続きます。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/ZlM6eUt
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/FoONpbz
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/e8svWVO
コメントを書く