京都 ALS嘱託殺人 元医師の被告 午後に初公判(2023年5月29日)
京都市で2019年、難病のALS患者に依頼され薬物を注入して殺害したとして、嘱託殺人などの罪に問われている元医師の裁判が、29日午後始まります。
元医師の山本直樹被告(45)は、医師の大久保愉一被告(45)と共謀し、2019年、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病のALSを患っていた女性(当時51)から依頼を受けて、薬物を注入し、殺害した罪などに問われていて、29日午後、京都地裁で初公判が開かれます。
この事件では、警察や検察が被告らの供述を明らかにせず、大久保被告についても事前の争点整理が続き、公判のめどが立っていないため、動機や2人の役割分担、女性からの依頼の経緯などが解明されるかが焦点です。
山本被告は2月、母の淳子被告(78)や大久保被告と共謀し、精神疾患を患っていた父親を殺害した罪で、懲役13年の判決を言い渡され控訴しています。
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