2度の「千日手」…藤井聡太六冠が叡王3連覇(2023年5月29日)
藤井聡太六冠（20）の2勝1敗で迎えた叡王戦五番勝負第4局は28日、岩手県宮古市内のホテルで行われました。
菅井竜也八段（31）の先手で午前9時から始まった対局は、開始からおよそ2時間後、同じ局面が4回繰り返される「千日手」となります。
千日手が成立すると最初から指し直しとなり、午前11時半から次の対局が始まりましたが、ここでも互いに一歩も譲らぬ大激戦となり、午後6時半ごろに再び千日手が成立。1局で2度の千日手となる異例の展開となりました。
そして午後7時15分から始まった、第3局。次第にリードを拡大していった藤井六冠は持ち前の“終盤力”を発揮し、午後9時すぎ、ついに死闘を制しました。
藤井六冠：「すごく大変な将棋が続いたなと思っている。何とか結果を出すことができたのは、すごくうれしく思っている」
（「グッド！モーニング」2023年5月29日放送分より）
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