セブン&アイHD株主総会 「物言う株主」社長退任提案を議論(2023年5月25日)
流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは25日午前10時から株主総会を開き、井阪社長らの退任を求める「物言う株主」の提案などを議論しています。
(経済部・松本紗知記者報告)
株主総会は今も続いていて、報道陣が結果を待っています。セブン&アイの井阪社長は、25日朝、記者たちの問いかけに余裕を見せていました。
セブン&アイHD・井阪隆一社長:「(Q.勝てますか?)いやいや、どうでしょう」
主要株主で、いわゆる「物言う株主」のアメリカの投資会社「バリューアクト」は、赤字続きのスーパー・イトーヨーカ堂などを、好調なコンビニ事業から切り離すことを求めてきました。
セブン&アイは「食の強みを生かすためにスーパーの事業は必要」として、これを拒否しています。
このため、投資会社は井阪社長らの退任を25日の株主総会で提案しています。
株主:「私は井阪さん信頼しているので、なんとか井阪さんにこれからも頑張ってもらいたいと思っています」「井阪さんは器じゃないと思う。もう辞めさせてあげなよ」
グループの再編を巡って対立する両者。どちらの主張が株主に受け入れられるのか、結果はこの後明らかになります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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