うなぎ高騰続き…老舗店も悲鳴「仕入れ値4倍」 試作100回超“超そっくりうなぎ”(2023年5月24日)
■うなぎ高騰続き…老舗店も悲鳴
日本人が大好きな「うなぎ」。皮は香ばしく、脂が乗った身はフワフワの食感。しかし、養殖で使うウナギの稚魚「シラスウナギ」の漁獲量が減少。うなぎ店は悲鳴を上げています。
八べえ2代目・山崎裕八さん:「去年の年末ぐらいから漁が始まって、取れない時期が続いたので、右肩上がりで上がっている」
仕入れ値も高騰し、安かった時期と比べて4倍になったといいます。
八べえ2代目・山崎裕八さん:「青天井になっているので怖いです。不安でしょうがない」
■試作100回超“超そっくりうなぎ”
ウナギに危機が迫るなか、日清食品が“超そっくりうなぎ”を開発しました。開発期間は約4年、試作は100回以上の末にたどり着いた渾身の“超そっくりうなぎ”断面を見比べてみても本物のうなぎに負けないほど。実は、このうなぎは“あるもの”でできていました。
日清食品ビヨンドフード事業部・渡邊豪ブランドマネージャー:「大豆を主原料として、植物性の原材料を使って構成している商品」
大豆から作られた動物由来の原料を一切使わない植物由来のうなぎなのです。白身には粒状にした大豆タンパクを使って食感を再現。身と皮の間は植物油脂などで脂身のトロりとした食感に。こだわりはうなぎの皮にも…。
日清食品ビヨンドフード事業部・渡邊豪ブランドマネージャー:「黒い色彩、微妙な模様みたいなところを表現できるように工夫している。食糧問題や環境問題にこのような商品が何か貢献できる解決の一助になればと」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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