「まん延防止」延長の可能性が・・・全国初10万人超感染(2022年2月4日)
「まん延防止等重点措置」の延長の可能性が強まっています。
■全国感染者 初10万人超「一向に・・・」
全国知事会会長・平井鳥取県知事:「きょうも感染の拡大がやみません。一向にやむ気配がないどころか、せり上がってきている状況が続いていて、現場の私たちは、本当に疲労困憊(こんぱい)というのが、正直なところでございます」
全国知事会の平井会長らは3日、後藤厚生労働大臣とテレビ会議で意見交換し、オミクロン株に合った予防法や感染拡大防止策を早急に示すよう訴えました。
全国の新規感染者は、初めて10万人を超え、北海道や大阪など17道府県で過去最多を更新しています。
■大阪・保健所ひっ迫・・・集計トラブル
1万9615人の感染者が確認された大阪府では、感染急拡大によるトラブルに見舞われています。
大阪府・吉村知事:「いつもの登録でいくと、(感染者は)1万2000人前後になりますが、そこに7000件登録されていなかった部分を付け足して、約1万9000人が本日発表の新規陽性者ということになります」
保健所の業務が逼迫(ひっぱく)。集計システムの不具合も重なり、入力作業が追い付かなくなったといいます
大阪市・松井市長:「保健所のマンパワーは、一日2500件。それを超えて、一日、大阪市内で3000人の感染者数が出ているわけですから。100%の対応をせえって言われても、人材も含めて、持ってる資源の中では非常に厳しいと思います」
■13都県「まん延防止」延長の可能性
一方、東京など13都県は、今月13日にまん延防止等重点措置の期限を迎えます。
政府内では、感染状況が大幅に改善する見通しが立っていないことなどを踏まえ、「延長する可能性が高い」との見方が強まっています。
(「グッド!モーニング」2022年2月4日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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