異例の暑さ 富士山ふもとに涼求め続々 “体感50℃”の現場、欠かせぬ水分補給(2023年5月18日)
各地で季節外れの暑さに見舞われるなか、火を扱う現場では、こまめな水分補給など熱中症対策が欠かせません。
■異例の暑さ 炎天下でかげろう
照り付ける太陽、立ち上るかげろう…。山形市は今年一番の暑さ。2日連続の「真夏日」です。それでも子どもたちは元気に街の中を探検。もちろん水筒は手放せません。
「暑い!」となれば、欲しくなるのはあれです。こちらは新潟県見附市で70年以上続くお菓子屋さん。レトロな店構えと、30種類以上あるアイスクリームは地元の名物。次から次へと、お客さんがやってきます。
■涼求めて続々 富士山ふもとも
異例の暑さのなか、“食べるアイス”ではなく“見るアイス”も人々をひきつけます。身をかがめるほどの洞窟を抜けた、その先にあるのは巨大な氷の壁です。富士山のふもとにある鳴沢氷穴。いくつもの幻想的な氷柱が外の暑さを忘れさせてくれます。
■“灼熱の現場”欠かせぬ水分補給
夏本番に向けて、こちらは大忙しです。作っているのは風鈴です。音色は涼し気ですが、工房の中は灼熱状態。窯の温度は1300℃。その前に立つと、50℃近くに感じると言います。
篠原風鈴本舗・篠原惠美社長:「本当はエアコンを付けられればいいけど、そうすると窯の温度が上がらないのでそれはできない」
だからこそ熱中症には注意を払っているそうです。
篠原風鈴本舗・篠原惠美社長:「休みながらやることと、水分の補給。これは欠かせない」
■熱中症搬送も 路上で意識もうろう
埼玉県熊谷市の病院に到着する救急車。運ばれてきたのは高齢男性。熱中症の症状がみられるということです。
男性は買い物中に意識がもうろうとなり、道端に横たわっていたところを通行人に発見されたといいます。念のため、頭部の検査を行い、異常なし。男性は熱中症と診断され、点滴を受けたということです。
東京消防庁などによると、18日午後3時までに熱中症の疑いがあるとして23人が搬送されています。
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